30

  初桜   (練りきり)


   今年最初の和菓子作りです。時期が少し早いですが桜です。
   色が少し濃くなってしまいましたが味は上手く出来ました。
   練りきりは白餡で決まるのではと感じます。と言うのは白餡が
   今回は上手くできたことです。まめを茹でている時も本の通り
   時間を計ってきちっと作りました。
   順調に進んで餡をつめて形に作る段で形よく行かず、難しいと
   つくづく感じました

   
   白餡が出来上がり冷ましているところ


    


   材料  10個分

   練りきり生地 240 g   白こしあん180g 色粉 赤・黄色 適量 片栗粉
   (打ち粉用適量)

   つくり方

   1 練りきり生地 180gから 花びら50g しべ10gと分けてしっかり絞ったガゼー
     をかける。
   2 練りきり生地 180gの中から20gとりわけ赤色粉を少量いれて良く練り合わ
     せる。
   3 練りきり生地 残り160gに2を少しずつ入れて練りこむ。桜色のイメージで染
     めこむ。
   4 練りきり生地 10gに黄色の色粉を入れてむらのないように練りこむ。
   5 練りきり生地 50gは2ミリの厚さに麺棒で伸ばし、桜の型抜きで10枚作り
     乾かないように絞ったがぜーをかける。
   6 3の生地を10等分する。麺棒で直径7〜8センチに伸ばし手の載せる。
     7 6の上に白こし餡(10等分して丸めた物)を乗せ生地を少しづつ伸ばし、  
     餡が隠れたら閉じる。
   8 閉じた方を下にして手の上で優しく丸めて形を整える。
   9 8に5で作った桜を載せ手で軽く押してなじませる。
   10上から固く絞ったがぜーをかぶせ左手で持ち上げ、手首を返しててるてる
     坊主を作り要領で根元をねじり絞る。
   11がぜーの上から桜の花をそっと押さえて沈める。
   12 がぜーをはずし、もう一度形を整える。
   13 がぜーを上からかぶせピンとはり、箸先でグット押し込んで花の中央にくぼ
      みをつける。
   14 4の黄色の練りきり生地を裏ごしてこし出し、先の細い箸で花の中央のくぼ
      みに置く。しべとなる。  完成。

    白餡・求肥・練りきりの作り方は 「」のページにあります。

                        金塚晴子のご本を参考にしました 

                                      


    和菓子作り目次へ