亡き娘由理子の誕生日

      2006/4/21   

      4月18日は由理子の誕生日です。
      年だけを数えるのではなくこの世に生まれて来てくれた事に感謝する日
      です。
      由理子の誕生により数え切れないほどの喜びや、楽しい事や、教えてもら
      った事や、頼りになってくれた事など色々沢山ありそれらに対しての感謝を
      する日です。亡くなる前にこうすれば良かった。あれもやってあげたかった。
      こんなこと言ってしまって気の毒な事をした。申し訳ない。と後悔の念は
      次々に現れるのは親として当然ですが、
      お詫びし、今では自分の気持ちを紛らす思いからは卒業しました。
      ただただ感謝のみです。生前もあちらの世界に旅立ってからも
      私達家族にとって娘は宝物です。優しくて笑顔を絶やさない娘でした。人か
      ら受けたいやな事、辛い事などは、我慢するのではなく心でさらっと許して
      終わりにしてしまう事の出来る娘でした。私は今でもそこまで到達せず近く
      まで来ていますが、今日の誕生日をお婿さんのご両親と一緒に娘のお気に
      入りのホテルで、祝いの食事をいたしました。あちらの世界でも与えられた
      お仕事があるそうですが、
      娘はとうに今日のこの日のことは分っていて段取り良く仕事を片付けて来て
      いたものと思います。5人でお祝いができた事を嬉しく思います。
      人間の誕生について私が知っている事を少し書かせていただきます。
                     
                        人間の誕生

       人間の死後は、過去の想や行によってその霊魂は種々の苦難や喜びや悲みを味わい
        ながら進化に役立つ生活をします。
        これ以上この霊魂は幽界における経験より肉体界のほうが霊魂の進化に役立つと
        守護神が思った場合に誕生して来るそうです。そしてまた再び肉体の死まで死から誕生、
        誕生から死へを繰りかえしつつ、業因縁を解脱(心の迷いや悩みから抜け出し安らかな
        心境になる事)してゆくのだそうです。

        あちらの微妙な波動の世界から、肉体界の粗い波動に来るには非常に苦痛であって
        記憶をなくしたまま誕生するので、あちらの世界と此方の世界での波動が違う。死も
        また同じで波動調整をして移行して行くのです。私は娘が亡くなる3ヶ月前あたりから
        今思いばあの時が波動調整のときだったのだと理解できます。娘に重たいものも持た
        せる事も出来ない娘の肉体エネルギーが減少して肉体が減ってゆくような気がしてい
        ました。亡くなる三日前にはいない筈の娘がどうしてここにいるの?と感じました。
        前世の私は誰だったとか分からないように誕生するのです。
        良く知りたがる人もいますが、知ってどうなさるのでしょう?知らなくていいのです。

      

    人間の誕生は、夫婦それぞれの過去世からの因縁や、夫婦の性交時の心の(想念)
        思いによって高い浄らかな気持で、性交を営んでいる場合は、高い浄らかなる
        霊魂が宿り、争いの想を持ちながらの営みの場合は、荒々しい霊魂が宿るのです。
        ですから夫婦の想に一番適合する霊魂が宿ってくるのです。
        夫婦関係はとても大切なもので良い立派な子供が欲しいとするならば、胎教や生れて
        からの教育より先の性交時の夫婦の心の持ち方が大切になるのです。
       
        生まれ変わりの年限は、死後二、三年や、七、八年で生まれ変わる人が近年たくさんい
        るといいますが長い長い長い年月かかる人もいるそうです。
        そして誕生し、また再び肉体の死まで、過去の記憶を失ったままでいるのです。
        そうして幾度びか、死から誕生、誕生から死へを繰りかえしつつ、進化するのです。
        この誕生する霊魂は、過去世において、その父母のどちらかに深い因縁(関係)を持つ
        霊魂で、血縁が多くその想念の周波数が類似しているのです。そのために子は親にその
        姿形がよく似ているのです。時には血縁でない場合もあるそうです。
        周波数が類似していても、霊魂の光の大きさや、浄まり方の違い、過去世の経験の違
        いにより、親子であっても親とは雲泥の差のある大人物も、
        小人物も出来上がるのだそうです。



       
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