映画 マンマ・ミーア

       2009/2/11

                

      昨年11月にABBAのマンマ・ミーアが映画になると情報を知ってから
      待ちに待っていた。1月30日封切。その前日29日は皇后陛下と主役の
      メルリー・ストリーブ(ドナ役)。 麻生総理夫人が試写会でご覧になった
      と知りよけいに早く見たかった。TVでも「世界中をハッピーににさせ、
         最高に笑顔になれる」と日に何回も流している。
      明るく幸せそうな映像!。この時点ですでにウキウキモードになってい
      ました。

      さて何処の映画館で見ようか映画館探しをする。なぜかと言いますとね
         デジタルで見たかったのです。
     Tジョイ大泉は「国内には30館ほどしかないデジタルシネマプロジェクター
     (DLP)を設置。フィルムと違いハードディスクに記憶されたデジタルデータ
     ーを上映するので、いつも最高のクオリティをご覧になれます。」と
     いう事でTジョイ大泉に決めました。行ったところがマンマ・ミーアは
     デジタルではなかった。
      シアタは9館あって大きい映画館でした。仕方なくここで見ることにしました。

     内容はと言うとミュージカル「マンマ・ミーア」を映画化したもので、
     スウェーデンのミュージシヤン男女4人グループです。
      ABBAのヒット曲の楽曲から作ったミュージカルだそうです。

     エーゲ海に浮かぶギリシャの小島で母親の手一つで子育てとオンボロ
     ホテルの
     経営をしてきた母ドナと娘のソフィの結婚前日から結婚式当日のお話です。
     父を知らずに育ったソフィはヴァジンロードを父と歩きたかった。
     内緒で母の日記を見て中から父親の可能性のあるらしき3人の男性に
     招待状を送る。ソフィは一目で分かると確信していたが誰が父かは分か
     らなかった。
     3人の男性を見てドナはびっくりして怒り出してしまう。

     母娘の絆で結局ヴァジンロードは母のドナーと歩きました
     和解する母娘二人がより添って幸せ感に満たされているシーンや
     母ドナがソフィにウエディングドレスを着せるシーン。
     また辛い時に支えてくれる友人たちの深い友情にはグッと心に響き
     泣かされました。どのシーンも曲からストーリーを作成されたとか、
     歌と踊りが驚くほどにマッチしていると素人の私が感じます。
     人って曲からこんな素晴らしい物語を作り出せるのだと感心しきりでした。
     ヒット曲を沢山使ってあり曲を聴けただけでも
     最高に満足で得をした気持です。

     私がABBAがどうして好きなのかと言いますと、70年代終わり頃
     内臓疾患で入院生活、小学生の娘と中学生の息子の心配などのストレス
     や薬の副作用も加わり緑内障発症、緊急手術を受けた頃ABBAの音楽
     で勇気と元気をもらっていました。それ以来ABBAのファンです。
     街中の商店でもABBAの音楽が流れていると、
     聞くためにだけに店内に入らせてもらっています。

     それから平成14年に娘が心臓疾患で突然亡くなり、無気力感の時期に
     アバにより元気と勇気をもらったのです。娘の死後娘の思い出に浸っていた
     時期は、エンヤの音楽で癒され涙して元気になりました。
     アバとエンヤは生涯ファンで、ずっとずっと聞き続けると思います。

     更にチョッコト感想

     観ていて歌ったり踊りだしたくなる衝動が何回も起きました。

     突然現れた昔の恋人たちを見てドナーが驚くシーン!!
     マンマ・ミアーの曲を歌いだした時は最高に楽しく嬉しく素敵で
     笑顔の私でした。

     母娘の絆を描いたこのストーリーだからそこ、我が娘にだぶらせ思い出に
     浸れるところが嬉しかったのです。

     観た後の現在もどっぷりと浸っています。再度観たいと強く思います。
     見落としている場面も必ずあるはず、新しい発見も期待しています。

      前評判も大絶賛の映画でしたが、評判以上に楽しかった!!。
      体中に喜びのエネルギー注入です。
      まだご覧になっていませんでしたら私からもお薦めします。

     そして冷静に。どっぷりと映画に浸れる現在の幸せに感謝は忘れません。



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